2009年06月05日
北の狼、南の虎
南の虎は出てきませんが。
しかも、ここで言う“狼”とは、童話に出てくる狼です。
赤頭巾ちゃんを食っちゃうような、迷惑な悪役としての狼。かっこいい意味合いは一切ありません。
一応、架空の話ということになっておりますが、何を意味した内容かは、賢明なる皆様には一目瞭然かと思います(笑)。
長いので、「続きを読む」以降で。
しかも、ここで言う“狼”とは、童話に出てくる狼です。
赤頭巾ちゃんを食っちゃうような、迷惑な悪役としての狼。かっこいい意味合いは一切ありません。
一応、架空の話ということになっておりますが、何を意味した内容かは、賢明なる皆様には一目瞭然かと思います(笑)。
長いので、「続きを読む」以降で。
最近、うちの近所はちょっとした騒ぎになっている。
北島の奴が、庭で木刀の素振りをしているのを目撃されたからだ。
なぜ木刀でそんな騒ぎになるかというと、この界隈では、米田、露木、英吉、仏堂、中西の5人しか木刀を持ってはいけないというのが暗黙のルールだからだ。実際には何人かがおおっぴらに持っているが、一応は5人だけの既得権という建前になっている。
近頃では、木刀を持つのはやめようということを米田が言い出した。木刀はあまりに危険だからということらしい。
よく言うよ、と思う。
というのは、木刀を実際に使って人を殴ったことがあるのは、米田だけなのだ。
そして、殴られたのは僕だった。
僕は、都々逸やいかり屋と組んで、今木刀を持っている5人を中心とするグループと、何日にもわたる大喧嘩をしたことがある。
いきなり米田の顔面に頭突きを入れて鼻血を出させ、英吉を投げつけて、最初の2日くらいはかなりがんばった。
でも米田は金持ちのせがれで体もでかく、空手も柔道も習っている上に悪知恵も働く奴なので、やがて逆転されて、抗争の終盤には僕は立っているのもやっとの状態になってしまった。
全身の至るところに打撲があり、右腕は亀裂骨折、額の傷は殴られればすぐに血が流れ出すような状態だった。誰がどう見ても、敗者だ。
なのに、米田はそんな状態の僕に、「こいつ、いくらやっても音を上げねえな。こいつを使うしかねえか」と言うが早いが、木刀で僕を殴打したのだ。
しかも2発も。
僕は当然のごとく入院する羽目になった。
動けもしない僕は、米田に義兄弟になることを持ちかけられた時、無気力にうなずくほかなかった。
そして、みんなの目の前で「二度と喧嘩はしません」と誓約させられた。
それ以来、何かあったら米田が僕を守るという取り決めになり、違和感を感じながらも、僕は安全を保障されることになった。
もっとも、僕が安全だったのは、米田のおかげばかりではない。
地域には“木刀の抑止力”が確かにある。もし喧嘩になってエスカレートして、木刀を使う羽目になった場合の被害がひどすぎるということで、喧嘩そのものを自粛しているわけだ。
皮肉にも、僕の余りにもひどいやられっぷりが、喧嘩を抑止しているのが現実なのだ。
北島にはカンちゃんという兄弟がいる。親が離婚して、北島とカンちゃんは別れ別れになったのだが、家はかつての離れと母屋の間に塀をたてただけなので、隣どうしのままだ。
別れた夫婦が隣に住んでいれば、当たり前にいがみ合いになるもので、北田とカンちゃんも大喧嘩をしたっきりになっている。
あの時は、米田がカンちゃんに、北島に露木と中西が着いて、大騒ぎになったものだ。
当時は北島の家もそこそこ稼ぎがあったのだが、今や日々の食事にも事欠くようになってしまった。
僕のものやカンちゃんの物をよく盗むようになったし、樫の木をこれ見よがしに削ってみせることもあった。「いつでも木刀を作るぞ」というデモンストレーションだ。
実は、僕が米田たちに敗れるまで、北島とカンちゃんは僕の舎弟だった。しかし、二人とも僕の敗北のその日に、僕と絶縁した。
その後、カンちゃんは米田の舎弟になったので、いわば仲間のはずなのだが、兄弟揃って僕を憎んでいる。もちろん、北島も。カンちゃんは米田との関係もあってあからさまに敵対はできないが、北島は僕に敵意をむき出しにしている。
僕としては、それなりに2人をかわいがったつもりだったが、奴らにしてみれば、舎弟になったことそのものが気に入らないようだ。
それでも僕が日々を平穏に過ごせたのは、米田と僕が義兄弟だということが知られていたからだ。奴は黒檀の木刀を何本も持っていて、相変わらず強健なガタイを誇り、金に物を言わせてたくさんのジムや道場に通い、空手や柔道も有段者になって久しい。
最近では柔術まで習っているそうだ。
北島は、僕も米田も激しく憎んでいるが、米田と対決する羽目になるのを恐れて、行動には出られないのだ。
しかし、このところ米田の威光にも翳りが見られるようになってきた。
奴の横暴さは木刀事件以降も変わらず、とくに衣良区あたりではかなりの狼藉をはたらいていたようだ。
衣良区の近くに住む宇佐間は、とくに激しい怒りを募らせていた。
このままでは何かが起きる、と誰もが思う状況の中、何日か前、宇佐間が後ろから米田を殴打して逃走するという事件を起こした。
「こんな野蛮な行為が許されるのか!」と激昂する米田は、仲間に衣良区を襲撃することを呼び掛けた。
英吉は嬉々として賛成したが、仏堂は米田を批判した。
「それ、いくら何でも横暴なんじゃないのポワゾン?」元々マイペースの仏堂は、歯に衣着せずに鼻にかかった話し方で言った。「それに、衣良区に木刀があるなんて、証拠もないコマンタレブー」
米田は仏堂の意見など意に介さず、今度は僕に衣良区行きを持ちかけた。
僕は米田の身勝手さに心底あきれ返った。
みんなの前に連れて行き、喧嘩をしないことを誓わせたのは、一体どこの誰なのか。
「いや、でも俺、喧嘩しないって誓っちゃったしさ……」と言ってみても、米田は意に介さない。
「じゃあさ、とにかく一緒に来てパン買ってきてくれたりすればいいから」
退路を断たれた形で、僕も衣良区に行くことになった。
米田はとにかく喧嘩が強い。地域の連中が束になってかかっても、恐らく奴が勝つだろう。
衣良区の連中が奴に勝てる訳もなく、あっという間に米田は衣良区を制圧した。
だが、衣良区には木刀なんかなかったのだ。
結局、米田は衣良区を縄張りに収めた。宇佐間との問題はまったく片付いていないが、それは衣良区襲撃前と同じだから、米田にとっては何も変わっていない。縄張りを手に入れただけだ。
……米田にとっては。
僕は衣良区の奴らと何も問題がないのに、米田と一緒に行ったせいで、宇佐間たちの恨みを買うことになってしまった。
買いに行かされたパンだって、自腹だ。
僕は損しかしていない。多少米田の覚えがめでたくなっただけのことだ。
それでも、米田の威光が十分に効いているうちはいい。
僕の安全も保障される。
しかし、宇佐間の襲撃が成功したことで、米田も必ずしも無敵ではないことが露呈してしまった。その宇佐間は米田がつけ狙っているにもかかわらず、まんまと逃げおおせ、逆に隙を伺っているという。
しかも、米田の親父が投資に失敗したとかで、多額の借金を抱えてしまったらしい。
奴の強味のひとつである“財力”にも翳りが出てきたのだ。
僕の安全保障は、段々と不確かなものになってきた。
米田とつるんでいることが、ある意味危険の種を生んでいるのだ。まだ、それは一つだけだが、これから増えてくるかもしれない。
更に、最近はもう一つの懸念がある。いざという時、米田が本当に僕を守る気があるのか、疑問に思えてきたのだ。
確かに、もしも僕が北島に木刀で殴られるようなことがあれば、米田も木刀を持ち出し、北島を半殺しにしてくれるだろう。僕が兄弟分であることに加え、奴の言う木刀廃止論への挑戦だということになり、何もしなければ、奴の威光は完全に地に落ちるからだ。
ただ、もしも北島が素手で来たら、米田は助けてくれないのではないか。
僕は喧嘩をやめることを宣言はしたが、今でもそこそこの力を保っており、恐らく素手なら英吉あたりとは互角のはずだ。実力なら、かつて武闘派だった頃より上だと思う。
まともにやれば、栄養失調の北島に負けるなどあり得ない。
米田もそれを知っている。だから、自力で何とかしろと言ってくる気がしてならない。
しかし、元武闘派としては恰好がつかないが、平和な生活に慣れてしまった僕は、もう喧嘩そのものがめんどうなのだ。
それに、恐らく北島は木刀は使わずに、別の汚い手を使ってくるはずだ。後ろから石で殴るくらいのことはやりかねない。
そんな時、米田は僕を助けてくれるだろうか?
僕の考えすぎだといいのだか、僕がいい加減ダメージを受けてから押っ取り刀で北島を叩き、僕に自分の存在を不可欠なものだと思わせようとしているのではないか。
さっき、僕の実力は武闘派の頃より上だと言ったが、それには訳がある。
米田に、奴が通うジムや道場に強制的に通わされているのだ。
どこも紹介制度があり、奴は僕を紹介することでキックバックを受けたり、月謝を免除されたりする。要するに、僕は奴の金儲けに利用されているのだ。
どうせ、またどこかに僕を紹介して、小金を稼ごうとしているのだろう。
場合によっては、実は米田が中西や露木と語らい、北島に木刀を持つように仕向けた可能性すらある。
そう思うと、自分の置かれている状態が疑問に思えてきて当然だと思う。
僕は、多少本気で木刀を作ることを考えている。たぶん、北島よりも早く、もっといい木刀を作れると思うのだ。
このままでは、ずっと米田の言いなりだ。それでも、安全が保障されているのなら我慢もできる。でも、今はそれが揺らいでいるではないか。
下手をすれば、米田の手先となって、喧嘩を仕掛けにいく羽目になるかもしれない。
だったら、木刀を持ち、自前の“木刀の傘”を持つのも、一つの選択肢ではないかと思うのだ。
木刀を抑止力として、喧嘩をしない状態を続けるのだ。
このまま米田とつるんでいる限り、いつか喧嘩をする羽目になる気がするのだ。
北島の奴が、庭で木刀の素振りをしているのを目撃されたからだ。
なぜ木刀でそんな騒ぎになるかというと、この界隈では、米田、露木、英吉、仏堂、中西の5人しか木刀を持ってはいけないというのが暗黙のルールだからだ。実際には何人かがおおっぴらに持っているが、一応は5人だけの既得権という建前になっている。
近頃では、木刀を持つのはやめようということを米田が言い出した。木刀はあまりに危険だからということらしい。
よく言うよ、と思う。
というのは、木刀を実際に使って人を殴ったことがあるのは、米田だけなのだ。
そして、殴られたのは僕だった。
僕は、都々逸やいかり屋と組んで、今木刀を持っている5人を中心とするグループと、何日にもわたる大喧嘩をしたことがある。
いきなり米田の顔面に頭突きを入れて鼻血を出させ、英吉を投げつけて、最初の2日くらいはかなりがんばった。
でも米田は金持ちのせがれで体もでかく、空手も柔道も習っている上に悪知恵も働く奴なので、やがて逆転されて、抗争の終盤には僕は立っているのもやっとの状態になってしまった。
全身の至るところに打撲があり、右腕は亀裂骨折、額の傷は殴られればすぐに血が流れ出すような状態だった。誰がどう見ても、敗者だ。
なのに、米田はそんな状態の僕に、「こいつ、いくらやっても音を上げねえな。こいつを使うしかねえか」と言うが早いが、木刀で僕を殴打したのだ。
しかも2発も。
僕は当然のごとく入院する羽目になった。
動けもしない僕は、米田に義兄弟になることを持ちかけられた時、無気力にうなずくほかなかった。
そして、みんなの目の前で「二度と喧嘩はしません」と誓約させられた。
それ以来、何かあったら米田が僕を守るという取り決めになり、違和感を感じながらも、僕は安全を保障されることになった。
もっとも、僕が安全だったのは、米田のおかげばかりではない。
地域には“木刀の抑止力”が確かにある。もし喧嘩になってエスカレートして、木刀を使う羽目になった場合の被害がひどすぎるということで、喧嘩そのものを自粛しているわけだ。
皮肉にも、僕の余りにもひどいやられっぷりが、喧嘩を抑止しているのが現実なのだ。
北島にはカンちゃんという兄弟がいる。親が離婚して、北島とカンちゃんは別れ別れになったのだが、家はかつての離れと母屋の間に塀をたてただけなので、隣どうしのままだ。
別れた夫婦が隣に住んでいれば、当たり前にいがみ合いになるもので、北田とカンちゃんも大喧嘩をしたっきりになっている。
あの時は、米田がカンちゃんに、北島に露木と中西が着いて、大騒ぎになったものだ。
当時は北島の家もそこそこ稼ぎがあったのだが、今や日々の食事にも事欠くようになってしまった。
僕のものやカンちゃんの物をよく盗むようになったし、樫の木をこれ見よがしに削ってみせることもあった。「いつでも木刀を作るぞ」というデモンストレーションだ。
実は、僕が米田たちに敗れるまで、北島とカンちゃんは僕の舎弟だった。しかし、二人とも僕の敗北のその日に、僕と絶縁した。
その後、カンちゃんは米田の舎弟になったので、いわば仲間のはずなのだが、兄弟揃って僕を憎んでいる。もちろん、北島も。カンちゃんは米田との関係もあってあからさまに敵対はできないが、北島は僕に敵意をむき出しにしている。
僕としては、それなりに2人をかわいがったつもりだったが、奴らにしてみれば、舎弟になったことそのものが気に入らないようだ。
それでも僕が日々を平穏に過ごせたのは、米田と僕が義兄弟だということが知られていたからだ。奴は黒檀の木刀を何本も持っていて、相変わらず強健なガタイを誇り、金に物を言わせてたくさんのジムや道場に通い、空手や柔道も有段者になって久しい。
最近では柔術まで習っているそうだ。
北島は、僕も米田も激しく憎んでいるが、米田と対決する羽目になるのを恐れて、行動には出られないのだ。
しかし、このところ米田の威光にも翳りが見られるようになってきた。
奴の横暴さは木刀事件以降も変わらず、とくに衣良区あたりではかなりの狼藉をはたらいていたようだ。
衣良区の近くに住む宇佐間は、とくに激しい怒りを募らせていた。
このままでは何かが起きる、と誰もが思う状況の中、何日か前、宇佐間が後ろから米田を殴打して逃走するという事件を起こした。
「こんな野蛮な行為が許されるのか!」と激昂する米田は、仲間に衣良区を襲撃することを呼び掛けた。
英吉は嬉々として賛成したが、仏堂は米田を批判した。
「それ、いくら何でも横暴なんじゃないのポワゾン?」元々マイペースの仏堂は、歯に衣着せずに鼻にかかった話し方で言った。「それに、衣良区に木刀があるなんて、証拠もないコマンタレブー」
米田は仏堂の意見など意に介さず、今度は僕に衣良区行きを持ちかけた。
僕は米田の身勝手さに心底あきれ返った。
みんなの前に連れて行き、喧嘩をしないことを誓わせたのは、一体どこの誰なのか。
「いや、でも俺、喧嘩しないって誓っちゃったしさ……」と言ってみても、米田は意に介さない。
「じゃあさ、とにかく一緒に来てパン買ってきてくれたりすればいいから」
退路を断たれた形で、僕も衣良区に行くことになった。
米田はとにかく喧嘩が強い。地域の連中が束になってかかっても、恐らく奴が勝つだろう。
衣良区の連中が奴に勝てる訳もなく、あっという間に米田は衣良区を制圧した。
だが、衣良区には木刀なんかなかったのだ。
結局、米田は衣良区を縄張りに収めた。宇佐間との問題はまったく片付いていないが、それは衣良区襲撃前と同じだから、米田にとっては何も変わっていない。縄張りを手に入れただけだ。
……米田にとっては。
僕は衣良区の奴らと何も問題がないのに、米田と一緒に行ったせいで、宇佐間たちの恨みを買うことになってしまった。
買いに行かされたパンだって、自腹だ。
僕は損しかしていない。多少米田の覚えがめでたくなっただけのことだ。
それでも、米田の威光が十分に効いているうちはいい。
僕の安全も保障される。
しかし、宇佐間の襲撃が成功したことで、米田も必ずしも無敵ではないことが露呈してしまった。その宇佐間は米田がつけ狙っているにもかかわらず、まんまと逃げおおせ、逆に隙を伺っているという。
しかも、米田の親父が投資に失敗したとかで、多額の借金を抱えてしまったらしい。
奴の強味のひとつである“財力”にも翳りが出てきたのだ。
僕の安全保障は、段々と不確かなものになってきた。
米田とつるんでいることが、ある意味危険の種を生んでいるのだ。まだ、それは一つだけだが、これから増えてくるかもしれない。
更に、最近はもう一つの懸念がある。いざという時、米田が本当に僕を守る気があるのか、疑問に思えてきたのだ。
確かに、もしも僕が北島に木刀で殴られるようなことがあれば、米田も木刀を持ち出し、北島を半殺しにしてくれるだろう。僕が兄弟分であることに加え、奴の言う木刀廃止論への挑戦だということになり、何もしなければ、奴の威光は完全に地に落ちるからだ。
ただ、もしも北島が素手で来たら、米田は助けてくれないのではないか。
僕は喧嘩をやめることを宣言はしたが、今でもそこそこの力を保っており、恐らく素手なら英吉あたりとは互角のはずだ。実力なら、かつて武闘派だった頃より上だと思う。
まともにやれば、栄養失調の北島に負けるなどあり得ない。
米田もそれを知っている。だから、自力で何とかしろと言ってくる気がしてならない。
しかし、元武闘派としては恰好がつかないが、平和な生活に慣れてしまった僕は、もう喧嘩そのものがめんどうなのだ。
それに、恐らく北島は木刀は使わずに、別の汚い手を使ってくるはずだ。後ろから石で殴るくらいのことはやりかねない。
そんな時、米田は僕を助けてくれるだろうか?
僕の考えすぎだといいのだか、僕がいい加減ダメージを受けてから押っ取り刀で北島を叩き、僕に自分の存在を不可欠なものだと思わせようとしているのではないか。
さっき、僕の実力は武闘派の頃より上だと言ったが、それには訳がある。
米田に、奴が通うジムや道場に強制的に通わされているのだ。
どこも紹介制度があり、奴は僕を紹介することでキックバックを受けたり、月謝を免除されたりする。要するに、僕は奴の金儲けに利用されているのだ。
どうせ、またどこかに僕を紹介して、小金を稼ごうとしているのだろう。
場合によっては、実は米田が中西や露木と語らい、北島に木刀を持つように仕向けた可能性すらある。
そう思うと、自分の置かれている状態が疑問に思えてきて当然だと思う。
僕は、多少本気で木刀を作ることを考えている。たぶん、北島よりも早く、もっといい木刀を作れると思うのだ。
このままでは、ずっと米田の言いなりだ。それでも、安全が保障されているのなら我慢もできる。でも、今はそれが揺らいでいるではないか。
下手をすれば、米田の手先となって、喧嘩を仕掛けにいく羽目になるかもしれない。
だったら、木刀を持ち、自前の“木刀の傘”を持つのも、一つの選択肢ではないかと思うのだ。
木刀を抑止力として、喧嘩をしない状態を続けるのだ。
このまま米田とつるんでいる限り、いつか喧嘩をする羽目になる気がするのだ。
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この記事へのコメント
1. Posted by へ 2009年06月07日 00:54
小学校の国語の教科書に載せたい!
ほんと、関心します。
米田が押し付けてきた9条とかいう大昔の約束事を意固地に守ろうとしてるくせに米田と手を切れとか騒いでる赤い服のおばさんたち、
北島が投石してきたら、あっちの味方になるのかな?
2. Posted by kinky_tada 2009年06月07日 22:04
教科書はアレですけど(笑)、とにかく矛盾したことが嫌ですね。
アメリカの言いなりになるのは反対なのに9条改正反対。
エコだのCO2を減らすだの言ってるくせに原発反対。
大昔のCMの「やせた〜い。でも、食べた〜い」ってのと同じですよね(笑)。
アメリカの言いなりになるのは反対なのに9条改正反対。
エコだのCO2を減らすだの言ってるくせに原発反対。
大昔のCMの「やせた〜い。でも、食べた〜い」ってのと同じですよね(笑)。
