2008年12月08日
【今さらですが】The Who横浜アリーナ 14th Nov. 2008
The Who(ザ・フー)の来日公演が終わって、早2週間以上。
虚脱状態から脱した後は、勢い込んで「関東4公演のすべてをテキスト化しよう!」と一瞬だけ意気込んでおりました。
が、公私ともにバタバタする日々の中、んなことはできるはずもなく、結局は肩の力を抜いて読めるものにしよう、ということにしました。
物書きでもないのに、無理して気張ったって何にもならないし。
それにしても、本当に夢のような4公演でした。
フーは凄い。
当たり前といえば当たり前なのですが、思い知りましたね、心底。
今でも聴いてる音楽の9割がフーです。
2004年、ウドーの夏フェス「ROCK ODESSAY」で初来日した時も、当然見に行きました。
バカ学生の頃から大好きだったフーが来日するというのに、黙っていられるはずもありません。
正直、当時は「フーったって、ピートとロジャーだけだもんな。まあ、ペイジ・プラントみたいなもんだろうな」という考えも少しあり、そんなに期待せずにでかけたのですが、いやあ、とんでもない。
正真正銘のザ・フーでした。
2人しかいないのに、ちゃんとフーでした。
亡くなったキース・ムーンとジョン・エントウィッスルの霊が、ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーに乗り移り、それが他のメンバーにも伝染したんじゃねえか、と思うと、納得がいくというか、何というか。
フェス参加だけに曲数は少なかったものの、度肝を抜かれまくり、最後のギター・クラッシュ(08年12月2日現在、最後のギター・クラッシュです)で昇天。
その後にエアロスミスの出番だったのですが、貧乏性の私としたことが、「フーの後に余計なものを見たくない!」という思いで、見ないで帰っちゃったほどです。
あ、帰ったと言っても会場から出たっつうだけで、駅前で飲んで帰りましたけど。
そんなわけで、今回は最初から期待しまくり気合い入りまくりで来日を待ちました。
奴らのことだ、とんでもないものが見られるに違いない、と。
虚脱状態から脱した後は、勢い込んで「関東4公演のすべてをテキスト化しよう!」と一瞬だけ意気込んでおりました。
が、公私ともにバタバタする日々の中、んなことはできるはずもなく、結局は肩の力を抜いて読めるものにしよう、ということにしました。
物書きでもないのに、無理して気張ったって何にもならないし。
それにしても、本当に夢のような4公演でした。
フーは凄い。
当たり前といえば当たり前なのですが、思い知りましたね、心底。
今でも聴いてる音楽の9割がフーです。
2004年、ウドーの夏フェス「ROCK ODESSAY」で初来日した時も、当然見に行きました。
バカ学生の頃から大好きだったフーが来日するというのに、黙っていられるはずもありません。
正直、当時は「フーったって、ピートとロジャーだけだもんな。まあ、ペイジ・プラントみたいなもんだろうな」という考えも少しあり、そんなに期待せずにでかけたのですが、いやあ、とんでもない。
正真正銘のザ・フーでした。
2人しかいないのに、ちゃんとフーでした。
亡くなったキース・ムーンとジョン・エントウィッスルの霊が、ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーに乗り移り、それが他のメンバーにも伝染したんじゃねえか、と思うと、納得がいくというか、何というか。
フェス参加だけに曲数は少なかったものの、度肝を抜かれまくり、最後のギター・クラッシュ(08年12月2日現在、最後のギター・クラッシュです)で昇天。
その後にエアロスミスの出番だったのですが、貧乏性の私としたことが、「フーの後に余計なものを見たくない!」という思いで、見ないで帰っちゃったほどです。
あ、帰ったと言っても会場から出たっつうだけで、駅前で飲んで帰りましたけど。
そんなわけで、今回は最初から期待しまくり気合い入りまくりで来日を待ちました。
奴らのことだ、とんでもないものが見られるに違いない、と。
横浜5:15
東京東部居住者としては、横浜線まで乗り継いでいくのが嫌なので、軟弱にも品川で新幹線に乗りました。
残念ながら5時15分発ではなかったのですが、(iPodを忘れてしまったのでやむなく)脳内で「5:15」をガンガンに鳴らして窓外を見つめておりました。
とりあえずカバンのひとつも窓から放り投げたいところですが、残念ながら新幹線は窓が開きません。
映画のジミーのようにファーストクラス(この場合グリーン車)に乗り込んで……とも思いましたが、この時間の下りの新幹線は無茶苦茶な混雑で、客車の中を抜けてグリーン車に着く頃には新横浜に着いちゃいそうで、断念しました。とってもダンネンです。
グッズ売り場にオッサンの群れ
横アリに着いて驚いたのが、グッズ売り場の大大大混雑。
筆舌に尽くしがたい混みようで、何重にも重なった列が更に伸び、階段を超えて2階にまで列が達して、しかも折り返していました。
喫煙や念のためのトイレで開演までの時間を過ごすうち、ちょっと類を見ないほど男性客が多いことに気づきました。印象としては、90%男性かな。しかもオッサンばかり。
……俺もそうか。
ピートも昔のインタビューで「男のファンばっかりだ」と言ってたけど、現在に至るまでそうだとは……
一応ライブ・レポート
すげえ。とにかくすげえ。04年の時よりもすげえ。
あまりに凄かったので、センターBブロック(FKちゃん獲得の席です。感謝!)で我々4人は涙しました。
「I Can't Explain」の最初のコードを聴いた時の激烈な興奮は生涯忘れません。
しかし、「The Seeker」だの「Relay」だのを生で聴ける日が来るとは……信じられません。
しかし、ピートの「Hello, New York!!」の意図はいったいぜんたい何だったんでしょうか?
「ヨコハマ」が覚えられなかった? 高尚な2回ひねりくらいのギャグ? 単なるオヤジギャグ?
ロジャーはいい笑顔でご機嫌麗しかったようですが、ピートはギタークルーがしくじったようで、ややご機嫌斜め。ステージからスタッフを指さし、「お前、クビ」ポーズまで出ていました。
確かにちょっとチューニングが狂ってた曲もあったけど、何もクビにしなくたってねえ(笑)。
常にツボの「Baba O'Riley」では、感涙を抑えきれませんでした。
60代のギタリストとボーカリストが、40代の客に向かって、堂々と「Teenage Wasteland」と歌うというのに、場内は熱狂と感動の嵐でした。
個人的には、1コーラス目の「I don't need to fight to prove I'm right. I don't need to be forgiven」という歌詞が何故か昔から心に響き、聴くたびに胸がグッと詰まります。
……でも、ちなみに「Fragments」が始まった時、「Baba O’Riley」と勘違いしたらしい人たちが、そうですねえ、5%くらいいたように思います。
今、これを読んでいるあなた、身に覚えがありませんか?(笑)
個人的にはもういっちょツボだったのが、「5:15」「Love Reign O'er Me」の流れ。
まず「5:15」では、背後の映像で“ビクトリア駅からブライトン駅まで”の道程を映しており、昨年ブライトンまで行った思い出がよみがえりました。
いやあ、寒かったなあ(そこかよ)。
エンディングでブライトンに到着すると、「Love Reign O'er Me」。
今度は映画「さらば青春の光」(しかも、ブライトンに着いてからのシーンのみ!)と別のブライトン暴動映像でした。
お見事。いやあ、ズンと来ましたよ、胸に。
本編最後は「Won't Get Fooled Again」。
何て凄い曲だろう。
聴いていてこれほど高揚する曲を、私は他に知りません。
アンコールは『トミー』メドレー。
もうね、グダグダ言いたくありませんね。
あの『トミー』から4.5曲を続けて演奏してくれるだけで、もう満腹です。
私はね、トミーで卒論を書いた男だよ。「Amazing Journey」のイントロを譜面に起こして、原稿用紙に貼り付けた男だよ。文学部なのに。
感動するに決まってるじゃないの(大山倍達風)。
ラストは「Tea & Theatre」。
今まで気にしてなかったのが悔やまれるほどいい曲で、しかも名演でした。
歌詞がすごい。ぜひググってみてください。
The Whoの歴史を知る人はもちろん、何かを一生懸命やってきた人なら、必ず胸に深くしみる歌詞です。
それにしても、フーの2人は当然として、ザック・スターキーがよかった。
念のために説明すると、リンゴ・スターの倅なのに親父がドラムスを教えてくれないので、キース・ムーンから教わったという人です。
だからといって、キース・ムーンとはスタイルは違います(まあ、真似できるようなドラミングじゃなかったけど)。
違うけど、よかった。
今のロジャーと一緒に、ドラムスがちゃんと歌ってました。
ピノ・パラディーノ(ベース)が物足らないだけに、ザックのおかげで今でも“ザ・フー”を名乗っていられる、とさえ思いました。
セットリスト
というわけで、次はさいたまについて。
いつになるかはわかりませんが、可及的速やかに書こうと思っております押忍。
東京東部居住者としては、横浜線まで乗り継いでいくのが嫌なので、軟弱にも品川で新幹線に乗りました。
残念ながら5時15分発ではなかったのですが、(iPodを忘れてしまったのでやむなく)脳内で「5:15」をガンガンに鳴らして窓外を見つめておりました。
とりあえずカバンのひとつも窓から放り投げたいところですが、残念ながら新幹線は窓が開きません。
映画のジミーのようにファーストクラス(この場合グリーン車)に乗り込んで……とも思いましたが、この時間の下りの新幹線は無茶苦茶な混雑で、客車の中を抜けてグリーン車に着く頃には新横浜に着いちゃいそうで、断念しました。とってもダンネンです。
グッズ売り場にオッサンの群れ
横アリに着いて驚いたのが、グッズ売り場の大大大混雑。
筆舌に尽くしがたい混みようで、何重にも重なった列が更に伸び、階段を超えて2階にまで列が達して、しかも折り返していました。
喫煙や念のためのトイレで開演までの時間を過ごすうち、ちょっと類を見ないほど男性客が多いことに気づきました。印象としては、90%男性かな。しかもオッサンばかり。
……俺もそうか。
ピートも昔のインタビューで「男のファンばっかりだ」と言ってたけど、現在に至るまでそうだとは……
一応ライブ・レポート
すげえ。とにかくすげえ。04年の時よりもすげえ。
あまりに凄かったので、センターBブロック(FKちゃん獲得の席です。感謝!)で我々4人は涙しました。
「I Can't Explain」の最初のコードを聴いた時の激烈な興奮は生涯忘れません。
しかし、「The Seeker」だの「Relay」だのを生で聴ける日が来るとは……信じられません。
しかし、ピートの「Hello, New York!!」の意図はいったいぜんたい何だったんでしょうか?
「ヨコハマ」が覚えられなかった? 高尚な2回ひねりくらいのギャグ? 単なるオヤジギャグ?
ロジャーはいい笑顔でご機嫌麗しかったようですが、ピートはギタークルーがしくじったようで、ややご機嫌斜め。ステージからスタッフを指さし、「お前、クビ」ポーズまで出ていました。
確かにちょっとチューニングが狂ってた曲もあったけど、何もクビにしなくたってねえ(笑)。
常にツボの「Baba O'Riley」では、感涙を抑えきれませんでした。
60代のギタリストとボーカリストが、40代の客に向かって、堂々と「Teenage Wasteland」と歌うというのに、場内は熱狂と感動の嵐でした。
個人的には、1コーラス目の「I don't need to fight to prove I'm right. I don't need to be forgiven」という歌詞が何故か昔から心に響き、聴くたびに胸がグッと詰まります。
……でも、ちなみに「Fragments」が始まった時、「Baba O’Riley」と勘違いしたらしい人たちが、そうですねえ、5%くらいいたように思います。
今、これを読んでいるあなた、身に覚えがありませんか?(笑)
個人的にはもういっちょツボだったのが、「5:15」「Love Reign O'er Me」の流れ。
まず「5:15」では、背後の映像で“ビクトリア駅からブライトン駅まで”の道程を映しており、昨年ブライトンまで行った思い出がよみがえりました。
いやあ、寒かったなあ(そこかよ)。
エンディングでブライトンに到着すると、「Love Reign O'er Me」。
今度は映画「さらば青春の光」(しかも、ブライトンに着いてからのシーンのみ!)と別のブライトン暴動映像でした。
お見事。いやあ、ズンと来ましたよ、胸に。
本編最後は「Won't Get Fooled Again」。
何て凄い曲だろう。
聴いていてこれほど高揚する曲を、私は他に知りません。
アンコールは『トミー』メドレー。
もうね、グダグダ言いたくありませんね。
あの『トミー』から4.5曲を続けて演奏してくれるだけで、もう満腹です。
私はね、トミーで卒論を書いた男だよ。「Amazing Journey」のイントロを譜面に起こして、原稿用紙に貼り付けた男だよ。文学部なのに。
感動するに決まってるじゃないの(大山倍達風)。
ラストは「Tea & Theatre」。
今まで気にしてなかったのが悔やまれるほどいい曲で、しかも名演でした。
歌詞がすごい。ぜひググってみてください。
The Whoの歴史を知る人はもちろん、何かを一生懸命やってきた人なら、必ず胸に深くしみる歌詞です。
それにしても、フーの2人は当然として、ザック・スターキーがよかった。
念のために説明すると、リンゴ・スターの倅なのに親父がドラムスを教えてくれないので、キース・ムーンから教わったという人です。
だからといって、キース・ムーンとはスタイルは違います(まあ、真似できるようなドラミングじゃなかったけど)。
違うけど、よかった。
今のロジャーと一緒に、ドラムスがちゃんと歌ってました。
ピノ・パラディーノ(ベース)が物足らないだけに、ザックのおかげで今でも“ザ・フー”を名乗っていられる、とさえ思いました。
セットリスト
I Can't Explain
The Seeker
Anyway Anyhow Anywhere
Fragments
Who Are You
Behind Blue Eyes
Relay
Sister Disco
Baba O'Riley
Eminence Front
5:15
Love Reign O'er Me
My Generation
Won't Get Fooled Again
※アンコール
Pinball Wizard
Amazing Journey
Sparks
See Me, Feel Me
Tea & Theatre
というわけで、次はさいたまについて。
いつになるかはわかりませんが、可及的速やかに書こうと思っております押忍。
